Saturday, October 9, 2010

9月30日、Sahar君誕生。

。。。長かった。。。

破水して病院に駆け込んで、めでたく赤ちゃんが出てくるまでに34時間かかった。
34時間って、1日半ですよ! 何回、「ここでギブアップとかしたらどうなるんだろう。。」と思ったことか。


(ぶちゃいくかわいい)


実は下腹部に子宮筋腫が2つあって、そこが丁度帝王切開をする位置なので、帝王切開は難しいかもと言われていたんで、多分だからきっとこんなに長くなっても帝王切開を薦められなかったんだと思うんだけれども。だからがんばってだすしかなかったんですが。

29日、朝方3:40くらい:
トイレに起きると、下着がぐっしょり湿るほど羊水が漏れている。もはや湿っている程度のものではないので、ギルちゃんを起こして病院へ。

4:10くらい:
病院到着。モニターをしつつお医者さんをまって、1時間後に診察を受けると、「破水してるね。」と。二日前からの液漏れも破水とみなすと、すでに48時間以上破水していることになるので、胎児への菌の感染を防ぐために早速抗生物質を投与開始。

8:00くらい:
まずは分娩室ではなくて陣痛が進むのを待つための部屋に案内されて、お医者さんの話しを聞く。
すでに破水しているので、なるべく早く陣痛を進めて出産を早めるために、Pitocinという陣痛促進剤を薦められる。それっていいのか悪いのかよくわからないし、なるだけ自然分娩を希望していたのでDoula(助産婦さん)のメリッサに電話で相談。「Pitocinを使うと急激に陣痛が進むのでその分痛みも激しい。マッサージやツボ押しでPitocinを使うのと同じ物質を分泌できるので、まずはそれを試しては」ということに。それからずっとギルちゃんがツボ押しやマッサージをしてくれて、陣痛が順調に進んでいったので、そのまま続行。午後3時くらいにはメリッサも来てくれて、二人でマッサージしてくれて、陣痛も3分おきくらいにコンスタントに起こって、そのまま順調に行けるかとおもいきや、夕方5時くらいに突如陣痛がぴったりとまってしまう。

18:00くらい:
時間がかかりすぎているので、胎児によくないってことで、やはりPitocinを投与することに。それから分娩室に移動して、準備の後、8時くらいからPitocinを投与開始。すぐに陣痛がまた始まって、恐ろしい勢いで陣痛が進んで行って、それがあんまりにも速くて、痛みが想像を絶するもので、ギルちゃんもメリッサもずっとマッサージとかしてくれて支えていてくれるんだけど、すぐに叫ばないと我慢できないくらいの痛みに変わっていく。もうそこからは時間の感覚とか全くなくなって、「いまどのへん?もうすぐ終わるの?これ以上絶えられないって!」と訴えるも、「。。いや、まだその3cmくらいしか開いてないし、まだまだよ。」とか言われたんで、絶対無理だと観念してエピドラ(無痛分ペンの麻酔)を打ってもらうことに。で、麻酔のお医者さんがエピドラ投与の準備をしている間の1時間くらい、さらにひーとかぎゃーとか叫びながらひたすら痛さに絶える。

23:00くらい(多分)
エピドラ投与。これがまた、何回もやりなおされて、その度に、「はい、動かないで。なるべく呼吸も静かに。」とかいわれて、そんなもん、1分おきくらいにくるすんごい陣痛に絶えながら全く動かないのは不可能に近いんだけれども、背骨の間に注射針さす訳で、ちょっとずれたら一生ハンディキャップとかなりかねないのでひたすら我慢。

そこからは、陣痛は感じるけれど、ひと呼吸で乗り越えられるくらいの痛みにかわる。眠気が襲ってきて、それからの記憶は定かではないんだけれども、陣痛がすすんで10cm開くまでにおそらく10時間くらいかかった模様。その間ずっと、「こんな長かったら赤ちゃんの心臓止まったりしないかなあ。」と、心音をずーーっと気にしていた。実際一回弱くなったら、助産婦さんが飛んできた。
この10時間は、わたしよりも、横で椅子で仮眠とかとっているギルちゃんやメリッサの方がずっと辛かったんだと思う。

途中、羊水が足りなくなって、子宮内に羊水投与。

朝方10:00くらい(多分)
やっとのことで10cm開いて、押し出し開始。これがまた一苦労で、なかなかでてこない。頭はすぐそこに見えてるんだけど、そこからが全然進まず、立って分ペンとかいろいろ試すけれども、気がつけば3時間経過。
陣痛も止まったりして、ふと、ギルちゃんに、「いまどうなってんの?」と聞くと、「なんか、3時間も経ってるで、これ以上長引くと、胎児に良くないって言ってる。まず、お医者さんが押し出すのを手伝ってみて、それがだめなら吸引でひっぱりだすらしい。」と。
疲労困憊した頭でも、「うーん。。吸引はかわいそうだなあ。。。しょうがない。もちょっとがんばろう。」と気を取り直して押し出し再開。そこでお医者さんが、「ぼくがお腹を押すから一緒に押し出そう。」といってくれて、上腹部を押してくれた。(わたしは彼が平手で押しているんだと思っていたけど、後でギルに聞いたら、片手を壁に押し当てて、全体重かけてひじで押していたんだと。)そんなかんじで、歯磨き粉を絞り出すような感じで、なんとか頭が半分出てきて、それから多分10回くらい力んだら(実はその間、「もうイターイ。だめだー。ここであきらめたらどうなるんだろう。。。ってそういうわけにもいかないか。。とかずっと考えてた。)やっとずるりと出てきた。
もう出てきた瞬間、わたしは「ぎゃー!ついに終わった!死ぬっちゅーねん」という気持ちで泣き叫んでるし、後日筋肉痛になるくらいわたしが踏ん張る足を支え続けていたギルちゃんも、気が抜けたのか、同じくらい大泣きして、やっと終わり。

で、へその緒を切りたての赤ちゃんを助産婦さんがわたしの胸の上においてくれて、「うわー、わたしのお腹からでてきたんだー。」という感動と、「。。。ぶっさいく。。。」という入り交じった感情。


(うーん。。。)


ギルちゃんも、位置的に、胎児が出てきた瞬間、スプラッシュを浴びた上、ずるりと出てきた頭が、白くてぬめってて半透明で、「キュウリの形の透明な脳みそみたいなのがずるっとでてきて、すごい恐ろしかった」んだと。それから、「はい、お父さんどうぞ。」と渡されて、「感動したけど、臭くて変形してて、ちょっと怖かった。」と。

まだ予定日まで1週間以上あったのに、3500gありました。でか。出てこないはずだよ。

まあ、そんな感じの長くてつらいお産だったんだけれども、9月30日の14:05(イスラエル時間)まあ、とにかく無事に産まれて、よかったよかった。


(二日目。どんどん顔が変わって行く。目開けたらかわいいー。)


名前はSahar。ヘブライ語で『月』。サハー(最後のR舌巻きで)と読みます。
日本では、サハア、もしくはサハルで、漢字をあてて登録します。漢字まだ検討中。


(すでに異常な子煩悩ぶりを発揮しているので、先が思いやられる。)


Sahar
(一週間目。)

6 comments:

  1. おめでとーっ!!!
    大変さが伝わってくるけど、無事でほんとーに良かった良かった。

    1週間目とは思えないほどしっかりした顔つきしてるねぇ、Saharくん♪
    ゆっくり養生してくださいねー

    ReplyDelete
  2. うわー、大変なお産だったねーがんばったねー!!!
    しかし、苦労して産んだだけにかわいいベイビーが出てきたじゃないの。
    もうすでにメロメロでしょ?w

    それにしても無事で何よりでした。改めて、おめでとー!!
    今度スカイプで動く子グマ見せてね♪

    ReplyDelete
  3. わぁ〜、凄い出産ドラマだったのねぇ。

    やけに痛さとか状況が生々しくて、どきどきしたり笑いながらよんだわさ。

    ギルちゃんのコメント、大ウケ。

    イスラエルの空の下ですくすく育っているサハルちゃんの物語も、これからずっと楽しみだわ♪

    ReplyDelete
  4. ジュンコちゃん
    おめでとうーーーーー。あなたの顔がマリア様に見えたよ。マリアは子供産んでないけど、、、そのくらい穏やかでやさしいいい顔しとるよ。

    あなたの人生ほんとうに波乱万丈だけどいい感じですな。

    Kenji in Tokyo

    ReplyDelete
  5. 今更ですが(再び)おめでとーー。
    はよコモリゾーとバトルさせたいな♩

    ようやくたまってたRSSを読みふけってますw

    ReplyDelete
  6. あれ?
    毎日『おしめを替えて、乳を飲ませて、寝かしつけて、自分が食べて』を24時間リピートしていたら、あっちゅーまにもうすぐ一ヶ月!

    あやちゃん:
    もうねえ、横綱まっしぐらよ。この子。すでに重い。。。

    めぐちん:
    うん。めろめろ。母に「うちの子かわいいよねえ〜」を連発中。

    雅さん:
    すくすく育ち過ぎだっちゅーのというくらいよく食べてうんちして、日に日に重くなります。母乳カウンセラーから聞いていた平均値の倍ミルク飲みます。日本産の小さい母親にはたまったもんではありませんが、元気がなにより。

    けんじさん:
    わーいひさしぶりー。
    なんかすばらしいお言葉をありがとう。おおらかな子に育てるようにがんばります。おたがい波瀾万丈をたのしみましょー。

    のぶさとさん:
    ありがとー。ほんとにー!おもちゃとか取り合ったり譲り合ったりするところが早くみたいなー。

    ReplyDelete