村上春樹さんがエルサレム賞を受賞し、エルサレムでスピーチをされました。
受賞を放棄するべきだという、イスラエルに批判的な団体などの反対を押し切って、敢てイスラエルを訪れ、とても彼らしい言い回しで、イスラエル人に対してのメッセージを放った。
『イスラエル人の前でこのようなスピーチを行うことは、受賞を拒否するよりはるかに困難な決断だ。』(http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/26ca7359e6d2d15ba74bcdf9989bee56)
と、池田信夫さんがブログでおっしゃっていますが、私も、本当に勇気のある行為だとなと感動しました。
シンプルバージョンとその日本語訳:
http://blog.livedoor.jp/bijoux_iris/archives/51178843.html
現地新聞上の原文:
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html
ただ、日本のニュースの説明の仕方に、あ?と思いました。
なんだかまるで、村上さんのスピーチをイスラエル批判がテーマのように報道しています。
そうかなあ。。。?
個人の集合体として機能するべき組織、システムが、間違った方向に動き出してしまい、それに振り動かされる個人。卵にたとえているものは、ガザという壁に囲われた住人、正しかろうが間違っていようが、国家という組織に振り動かされるイスラエル国民、テロリスト組織に従い、盲目に活動する人々、それらすべてをまとめて含んでいるのではないかと。原文を読むとずっとそういうニュアンスが感じ取れると思いますけど、どうだろう。
淳ちゃんに同意
ReplyDelete壁(システム)をどう認識するか、各々に考えさせつつ
「システムが正しく、卵が間違っているとしても、自分は卵の側に立つ」
という明確なメッセージにはとても感銘を受けました。
彼の小説に出てくる登場人物はみんなウジウジ気味なので、あまり好きではなかったけど
卵の弱さを大切にする故かっ!と、目からウロコだったよぅ
素晴らしいスピーチだのに、
日本では恣意的なのかどうか分からんけど
単なるイスラエル批判という文脈だけで報道されてましたね。
正確に伝えるのが仕事だと思うけどねぇ
>登場人物はみんなウジウジ気味なので、あまり好きではなかった
ReplyDeleteあやちゃんらしいコメントで笑ってしまったよ。
意訳して伝えないといけないのはわかるんだけど、しすぎるのはどうかと。
世界中で、イスラエル、パレスチナ、テロリストという組織間の闘争に対して議論や批判が行われている。でも、わたしはここに住んでいるから、わたしにとっては、国家としてのイスラエルよりも、そこに住んでいる人々の方がずっと身近。国のやっていることに同意しようがしまいが、自身はその一部であり、自分の祖国は世界中から批判をうけ、彼ら自身も傷ついている、とわたしには映るので、このスピーチがさらに重みを増すのです。